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DELIVA ART EXHIBITION vol.2 2019

2019.07.08


DELIVAさんといえば、ファッションスタイリストでありデザイナー、そして時にタレント業もこなすマルチな才能の持ち主。DELIVAさんが書いたおきなわいちばの「エッセイのリレー」では、やりたいことに向かってまっすぐ進んできたその姿勢に、読んで元気をもらった人もきっと多いはず。

そんなDELIVAさんが、今度はアート活動を本格的にスタートさせたとのこと。6月末にマスコミ向けに開催された「DELIVA ART EXHIBITION vol.2 2019」へお邪魔しました。

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「小さい頃から絵を描くのは好きだったの。小学校の頃、シンデレラのお話を読んで感想を絵に描きなさいっていう授業があって、どんな風にしたら上手に描けるんだろうって一生懸命研究して描いたのをよく覚えている」とDELIVAさん。
その後も、「描きたい」という気持ちの赴くままに絵筆を持ち、部屋に飾るための絵を描いたり、友人にプレゼントすることもあったそう。
それが1年半ほど前、友人のフォトグラファーとの合同展をきっかけに本格的に描き始めるようになったとのこと。

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「使っているのは鉛筆とサインペン、それからアクリル絵の具。描く対象は好きなものだけれど、商品なんかは実物のタテヨコをきちんと測って、縮尺を考えて描いているの」。
展示会で飾られていた香水のビンやお酒のボトルの絵は、てっきり感覚で「このくらい」と描いているものだと思っていたのでちょっと驚き。これは、DELIVAさんが絵を単に"自己表現"としているだけではなく、ビジネスにもつなげたいと思っているからだという。
「私はビジネスアートって呼んでいるけど、例えばパッケージデザインだったり、飲食店のインテリアだったり。実際にビジネスの面でも使えるアートになればいいなって。だから、商品をモチーフにするときは忠実に描くようにしています」。
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今回の展示会のテーマは「EMOTION」。このテーマに込められたメッセージとは...?
「初動欲求、というか、一番根底にある気持ち。こうなりたい、こうありたいっていう純粋な気持ちを持っていられると強いと思うの。今回のキービジュアルにした何人ものモデルが歩いている絵は、洋服はモノトーン。でも、肌の色はみんな違うし髪型なんかも違う。EMOTIONを大事に、個性を持っていられれば洋服がモノトーンでもあなたの色が出せるのよ、って」。
いつでも自分の気持ちを大切に生きていたDELIVAさんならではのメッセージ。自分の気持ちよりも、なんとなく「忖度」することが求められるご時世だけれど、EMOTIONはいつまでも忘れずに、大事にしたい。DELIVAさんの作品を見ているとそう思えてくる。
アートの世界へ新たな一歩を踏み出したDELIVAさん。これからもっと面白いことが始まりそうで、とても楽しみです。

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<INFORMATION>
沖縄県内のカフェで「DELIVA ART EXHIBITION vol.2 2019」を順次開催!
DELIVAさんの作品が間近で見られます。
詳しくはDELIVAさんオフィシャルサイトで確認を。
https://www.deliva.online/


  • 文・ 山山山山

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