1. TOP
  2. もっと知りたい、泡盛のこと。
  3. おいしい泡盛を飲みに行こう①「ここだけでしか出会えない古酒が味わえるお店」

おいしい泡盛を飲みに行こう①「ここだけでしか出会えない古酒が味わえるお店」

2025.02.05


置いておくほどに熟成が進み、まろやかさや甘い香りなど、泡盛ならではの特長がより楽しめる古酒。
そんな魅力を持つ古酒を味うことができるお店は沖縄にたくさんあるけれど、その中でも、市場には出回っていない珍しい古酒を提供するお店に足を運んでみるのもいい。泡盛に詳しい店主との会話も楽しみながら、古酒の世界を堪能してみては?

古酒楽園 中の町店

古酒楽園_1.jpg気さくな店主がもてなす 古酒と魚料理の店
釣り好きの店主山城淳さんが営む「古酒楽園」は、県内全酒造所の古酒を揃えた泡盛バー。ここでは、まずはストレートで泡盛本来の味を感じた後、ロックや水割りなど好みの飲み方に調整して、割り方によって変化する香りや味わいも楽しめる。「水割り派の人や、普段泡盛を飲まない人も、一度古酒をストレートで飲んでみるとそのおいしさに驚くんです。その表情や喜ぶ顔を見るのも嬉しくてね」とチャーミングな笑顔を見せる山城さん。古酒と共に味わえるのは、山城さんが作るこだわりの魚料理。釣った魚を新鮮なうちにさばき、3%の塩水に漬けて熟成。旨味がぎゅっと凝縮された魚のマース煮やカルパッチョなど、どの料理も泡盛にマッチするおいしさ。

古酒楽園_2.jpg古酒楽園 中の町店
沖縄県沖縄市上地1-14-27
☎︎098-930-1600


Bar sunshine

Bar sunshine_1.jpg泡盛愛溢れる店主が集めた 珍しいお酒に出合う
一面にぎっしりと並んだお酒の数々に圧倒される、バーサンシャイン。店主でバーテンダーの伊波興治さんが集めた、現在は市場に出回っていない約35〜50年近い泡盛の古酒やアメリカ統治時代の希少なウイスキーなどのほか、伊波さんが独自にブレンドした古酒も多くあり、県外や海外からその味を求めて訪れるお客さんもいるという。「育てることでおいしい古酒になる泡盛はロマンがある。その奥深さも魅力」と話す伊波さんは泡盛の歴史にも詳しく、今はなくなってしまった酒造所の資料や、各銘柄の古いラベルなどを集め、ファイリング。泡盛愛溢れる店主との会話と、ここだけでしか出合えない銘酒を味わいながら、どっぷりと泡盛の世界を堪能できる。

Bar sunshine_2.jpgBar sunshine
沖縄県那覇市久茂地2-14-21 一銀サービスビル2F
☎︎098-868-5851 〈Instagram〉bar_sun_shine


琉球泡盛古酒専門店古酒のまちや
ゆくいみそーれ

ゆくいみそーれ.jpg沖縄の財産、古酒の魅力を伝えたい
鍼灸院を営む外間久生さんが、泡盛の古酒専門バーを開店したのは今年の6月。600本を超える膨大な古酒コレクションがあるそうで、店内の陳列棚の中には1990年の県知事賞受賞酒や生産を終了した銘柄の古酒も並んでいる。席に着いたら、まずは「宙吹ガラス工房虹」の特注グラスで提供される古酒4種類の飲み比べセットから始めたい。かなりレアな古酒も1杯200円から頼めるので、古酒ファンは足を運んでみて。

琉球泡盛古酒専門店古酒のまちや ゆくいみそーれ
沖縄県那覇市古波蔵3-5-22丸宏アパート
☎︎090-9786-4530

Photo:鬼丸昌範

おすすめ記事

ページトップへ