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思い出のおきなわいちば〜料理上手にきっとなれる編〜

2022.11.05

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県外では秋も深まり、紅葉が楽しめる時季となりました。沖縄でも少しずつ風が冷たくなりはじめ、短い秋を感じている今日この頃です。今回の『思い出のおきなわいちば』は、食欲の秋にぴったりな3冊をセレクト。"料理上手にきっとなれる編"と題して、写真を眺めるだけでもお腹が空いてきそうな、とっておきの3冊をご紹介しますね。

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表紙の写真に思わず釘付け!という人も多かったはず。トロトロになったチーズと、こんがり焼けたバケットの写真が食欲をそそる67号は、「山の楽しみ」を紹介した1冊です。気持ちのいい緑の中を歩き回るのもいいのですが、山の楽しみといえば、大自然で味わうキャンプ料理!もきっとアリですよね〜。お料理を手がけてくださった照井孝弘さんは、浦添にある自家製ソーセージで人気の「プカプカプーカ」の店主さん。誌面では、ホットサンドやソーセージBBQなどを披露してくれました。あっ、お料理以外で必読なのが、「おきなわの山ことば」。沖縄の山に関するうんちくがいっぱい載っていますよ。

プカプカプーカ
https://www.pukapukapu-ka.com/

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実は完売となってしまったのですが、どうしても紹介したいのが71号。「料理上手になるレシピ」というタイトルどおり、た〜くさんのレシピが掲載されています。県内の人気カフェ17店、栄養士や主婦といった料理上手のみなさん10人ほどにご協力いただき、いろいろな料理のレシピをまとめました。イタリアンやフレンチ、和食、沖縄の家庭料理などなど、さまざまな味のお料理がステキな写真とともに紹介されています。ものすごく簡単にできる時短料理もあれば、コトコトと煮込んで長い時間をかけて作るものもあり、どのお料理にも少しの手間とたっぷりの愛情が込められているとつくづく感じました。もし、古本屋さんやオークションサイトなどで見かけたら、ぜひお買い求めを〜

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そして、たくさんの「おいしい料理」を紹介したのが74号。こちらはレシピではなく、料理を楽しむ人たちの想いをまとめた一冊です。特に反響が大きかったのが、巻頭ページに掲載した吉本ばななさんのエッセイ。本誌のために書き下ろしてくださったものなんです。「人生を垣間見る」と題したエッセイは、沖縄で食べた料理の話が中心。ばななさんが目にしたものや訪れた場所が何となくわかるので、よりリアルに言葉が胸に刺さりました。また、「おいしさの向こう側にはいつも人が笑っていた」という一文が特に心に残っています。まだ読んでいないようでしたら、どうぞ本誌でご一読を。とても心に沁みるエッセイですよ。

気になったバックナンバーは、WEBサイト「おきなわいちばセレクトショップ」でお探しくださいね。

おきなわいちばセレクトショップ
https://shop.okinawa-ichiba.jp/

  • 文・ 華
  • 写真・平良 信実

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