薪窯で焼いた 天然酵母パンが評判のコモンズ(読谷村)
2022.07.05
「薪窯で焼くエネルギーを体感したかった」と、宗像堂で6年間修業した金城勇作さんが地元の読谷村にオープンした「コモンズ」(おきなわいちば77号掲載)では、県産小麦で作ったカントリーブレッドや伊平屋島の黒糖を使った食パンなど、薪窯で焼いた天然酵母パンが味わえる。
「農家の方が丁寧に育ててくれた小麦そのものの味を味わって欲しいので、酵母は全粒粉と水、塩のみで作っています。料理やワインと合わせて楽しんでほしいですね」と話す金城さんは、料理人やソーセージ職人とコラボするなど、パンをより楽しめるメニューの提案にも取り組んでいる。
「大学の授業で、階層的な上下関係ではなく、横の関係を表す『リゾーム』という思想を学びました。自分ひとりではなく、周囲の人たちとの横というか、"水平"のつながりを大切にしていきたい。モロッコとかでは、近所の人が共同で窯を使ってパンを焼いたりしているんですよね。そんな親密な関係に憧れています」
デザイナーの真喜志奈美さんが手がけたモダンな空間も魅力のコモンズの進捗は、Instagramでチェックしてみて。
information
commons
住所/沖縄県読谷村喜名2281−1
営業時間/12:00〜16:00
定休日/日曜、月曜
〈Instagram〉
commons.okinawa