1. TOP
  2. 雑誌の記事から / おかいもの / ざっし
  3. 思い出のおきなわいちば〜手しごと編〜

思い出のおきなわいちば〜手しごと編〜

2021.04.02

main_C3A5742.jpg

これまで発行した72冊の中から、テーマに合わせた3冊をセレクトして紹介する「思い出のおきなわいちば」。今回は"手しごと"にスポットを当てた3冊を紹介します。

44号.jpg

沖縄のものづくりを紹介した44号「手づくり、ものづくり」は、いろいろな商品を紹介した1冊。やちむん、漆、紅型といった伝統工芸をはじめ、山に自生するわらびで編んだカゴ、県産の果物や野菜を使った商品、表情豊かな人形など、どれも作り手の想いがギュッと詰まったものばかり。また、県内41市町村の特産品を集めた「おきなわ市町村・特産品めぐり」ページには、それぞれの土地柄が表れたユニークな商品がそろっています。個人的に気になったのが、「もてる男の塩せっけん」。うるま市・宮城島で製造される海塩で作られたそうで、加齢臭対策も期待できるそう。他にもバラエティ豊かな商品がそろっていますよ〜。

45号.jpg

「わたしのしごと」という特集を組んだのが45号。コーヒー農家、パン屋さん、ペーパークリエイター、自然ガイド、古書店主、建築士、バー店主、市場振興会の理事など、すぐにイメージできるものから、それってどんな仕事?と思うものまで、さまざまな仕事に就いている人たちを紹介しています。特集の最後に求人情報を載せているのですが、「全国にハーブや西洋野菜を届ける農園スタッフ」とか、「琉球かすり織子の後継者」など、ちょっと気になるお仕事がちらほら。誌面には載っていませんが、編集者っていう仕事もなかなかおもしろいものですよ。興味がある方は、おきなわいちば編集部へお問い合わせを。

51号.jpg

お気に入りの服を着ている日って、なんだかご機嫌に過ごせませんか? 誰かに「似合っているね」って言われたら、さらに上機嫌になっちゃうもの。「おしゃれ」というテーマで記事を制作した51号では、沖縄生まれの服やアクセサリーを作り手の想いと一緒に紹介しています。特におすすめの記事が「沖縄ムームー」。60年前から変わらぬ製法で作られたムームーはどれもおしゃれ。当時、83歳のキミエさんが話した「この歳になっても続けているのは、働く喜びがあるから」という言葉がとっても印象的です。残念ながら、店は閉店してしまいましたが、またどこかでおばあが作ったムームーに出会えたらいいなと思っています。

WEBサイト「おきなわいちばセレクトショップ」では、バックナンバーを販売しています。気になった号は、お早めにご購入くださいね。

おきなわいちばセレクトショップ
https://shop.okinawa-ichiba.jp/

  • 文・ 華
  • 写真・平良 信実

おすすめ記事

ページトップへ