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思い出のおきなわいちば〜魅力的な人たち編〜

2020.09.12

main_C3A1059.jpgこれまで発行した70冊の中から、テーマに合わせた3冊をセレクトして紹介する「思い出のおきなわいちば」。今回は、「魅力的な人たち」と題して、"人"にスポットを当てた3冊を紹介します。

30.jpg「美人さんの日。」というステキな特集タイトルの30号は、ウミンチュの妻やユニークな保育園を切り盛りする保育士さん、同世代を応援したいと奮闘している女子大生たちなど、強くて、優しくて、賢い女性をたくさん紹介しています。この号は発行されたのは、2010年。随分、時間が経ってしまったように感じますが、誌面はちっとも古臭さを感じさせませんよー(ちょっとだけ自画自賛)。日々の暮らしや目の前のことにひたむきに向き合い、笑顔で過ごしている女性たち。記事を読むときっと元気がもらえるはずです。

56.jpgアーティストのCoccoさんが表紙の56号は、とにかくたくさんの人が登場した一冊。制作で印象に残っているのは、巻頭のSNAP100。ちょうどその頃、「世界のウチナーンチュ大会」が開催されていたので、オープニングのパレードに参加し、各国の民族衣装を着たウチナーンチュたちを撮影しました。ルーツは沖縄なんですが、みなさんそれぞれに住んでいる国の言葉しか喋れないので、事前に英語、中国語、ポルトガル語の取材依頼文を用意。その用紙を見せて撮影交渉をしていたのですが、途中から不要に。おきなわいちばの雑誌を見せて、ジェスチャーで写真を撮りたいと伝えると、誰もが即『OK!』の返事。ウチナーンチュ同士、やっぱり心は通じるのね、と勝手に納得した撮影でした(笑)。20の国と2地域のウチナーンチュのみなさん、ご協力ありがとうございました!

68.jpgそして、ビビッドなカラーにイラストが描かれた68号のテーマは「伝えること。」。誰かに想いを"伝える"って、本当に難しいと日々、感じています。雑誌は、文字と写真、時々イラストで想いを伝えていますが、声やジェスチャーなど自分の体で表現したり、手がけた作品やインターネットで自分の気持ちを発信するなど、伝え方は人それぞれです。この号は、編集部が気になった人にオファーし、その人が"伝えたいこと"を丁寧に取材して記事をまとめました。秘めた想い、エネルギッシュな魂の声などを誌面で感じてくださいね。

WEBサイト「おきなわいちばセレクトショップ」では、これまでに発行したバックナンバーを販売しています。おかげさまで売れ行きが好調で、中には完売となった号も出ています。売り切れてしまう前に、お早めにご購入くださいね。

おきなわいちばセレクトショップ
https://shop.okinawa-ichiba.jp/

  • 文・ 華
  • 写真・平良信実

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