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思い出のおきなわいちば〜誌面でプチトリップ編〜

2020.07.15

main.jpg2003年に創刊した雑誌『おきなわいちば』は、これまでに69冊を発行しました。毎号、心にいいもの、からだにいいものにこだわり、沖縄の暮らしを丁寧に取材して、読者のみなさんに伝えています。どの号も一生懸命に作ったので、何度読み返してもいい記事だと感じますし、忘れられない思い出もたくさんあります。
そこで、これまで発行した69冊の中から、テーマに合わせた3冊をセレクトして紹介する「思い出のおきなわいちば」というコーナーを立ち上げました。今回は「誌面でプチトリップ」と題して、旅感が満載の3冊を紹介します。

oki_55.jpg1冊目は、思いやこだわりはそのままに、デザインをリニューアルした55号。ステキな旅には、おいしい料理がつきもの!がコンセプトの特集は、沖縄らしい風景や食欲をそそる料理など、心ときめく写真が満載です。特に印象的なのが、巻頭のグラビアページ。夕景の海、青空に高くそびえ立つヤシの木、山積みの沖縄そばの麺、食堂のおばちゃんの笑顔など、何気ない普段の沖縄を「おきなわいちば」という雑誌の視点で切り取りました。10点の写真の中に息づく沖縄を感じてもらえたらと思います。

oki_58.jpg2冊目は、離島の暮らしや楽しみ方を紹介した58号。「島の暮らし、島の旅。」というタイトルにもあるように、伊計島や屋我地島といった沖縄本島周辺にある島から、慶留間島、久米島、宮古島、石垣島、黒島、西表島など、とにかくたくさんの島を紹介しているんです。
個人的に気に入っているのが、「おいしい島旅」というコーナー。その島でしか味わえない、地元の名物料理が載っています。小麦の産地としても知られる伊江島からは、ムジヌフてんぷらが登場。ムジヌフとは方言で「麦の子」、つまり小麦粉のこと。小さい頃はおいしさがわからず、ムジヌフてんぷらが好きじゃありませんでした。あっ、母の故郷が伊江島なので、よく食べていたんです。大人になった今は、麦の風味も少しもっちりした食感も大好きです。

oki_62.jpgそして3冊目は、海に囲まれた沖縄ならではの特集「海辺」。たった2文字の潔いタイトルもかなり気に入っています。62号のおすすめは、やっぱり海の写真。沖縄の海には、いろんなブルーがあって、さまざまな表情を見せてくれるんだ〜って改めて感じました。あと、音楽LOVERには「海辺で聴きたい音楽」のコーナーをチェックしてほしい!音楽にこだわりを持つ方々に曲をセレクトしてもらい、なかなかステキなミュージックリストになっているんです。そして、海辺から海辺を旅している床屋さん、人もウマも幸せになる海でのお散歩など、海に寄り添って生きている人たちを取材した記事も必読ものですよ。

まだまだ紹介しきれない記事がたくさんありますので、ぜひ各号の「おきなわいちば」を手に取って読んでくださいね。もし、お手元に雑誌がなければ、WEBサイト「おきなわいちばセレクトショップ」へアクセスを。これまでのバックナンバーをご用意していまーす。

おきなわいちばセレクトショップ
https://shop.okinawa-ichiba.jp/

  • 文・ 華

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