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沖縄発のフルーツバター「海とパッション」に込められた想い

2019.04.01

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糸満市の特産品であるパッションフルーツをふんだんに使ったフルーツバター      「海とパッション」が3月6日から発売になりました。

この商品を開発したのは、パッションフルーツ農家の両親を持つ小池柾さん。

「もともと農家を継ぐ気は無かったのですが、パッションフルーツの市場価格の変動が激しい現状に危機感を覚えた」と話す小池さん。生産者の所得向上をなんとか図れないかと試行錯誤した結果、規格外という理由で廃棄されてしまうパッションフルーツを活用した、パッションフルーツバターを開発したのです。

元パティシエの小池さんがつくるパッションフルーツバターは、一般的なバターのイメージとは違い、メレンゲのようにふわっとした軽い口当たり。タネもまるごと使用しているのが特徴で、パッションフルーツの甘酸っぱい爽やかな香りと、タネの食感が楽しいアクセントになっています。パンやクラッカーの他にも、パンケーキや生ハムと合わせてもおいしそう。

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パッケージには、壮大な海と、想い(パッション)を表現したブルーとイエローのラインが施され、「この商品が世界にはばたくように」という想いが込められています。

1つ30gと小ぶりサイズなのでお土産や贈り物としても喜ばれそうです。現在は公式ウェブサイトとオハコルテベーカリーで販売しており、今後さらに取り扱い店舗が増える予定。ちなみにパッションフルーツバターは「リリコイバター」と呼ばれ、ハワイの定番土産として人気の商品。
「海とパッション」が、沖縄産のフルーツバターとして定番土産になる日も近いかもしれません。

海とパッション
価格 500円(税抜き)
お問い合わせ 熱帯果樹園小池さん家
https://www.umi-to-passion.com/

  • 文・ 編集部編集部

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