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沖縄の地産地消シンポジウムがありました

2018.01.19

2018年1月19日(金)に平成29年度の沖縄県地産地消シンポジウムが行われました。
その地でとれたものを、その地で消費する「地産地消」。
もうだいぶ前から沖縄だけでなく全国的にも展開されている運動なので、かなり浸透しているんじゃないかなーと個人的には思います。

今回のシンポジウムのテーマは「売り手良し、買い手良し、地域良し、地産地消が彩る沖縄の未来」。
基調講演では、テレビ出演なども多くされている林訓美(りん くんび)さんが「地産地消の口福は食と職!」をテーマにお話しされました。

林さんの講演で配布されたのは、ユニークな手書きの資料。
さまざまな沖縄の食材が手書きで描かれ、塗り絵ができるようになっているのにも驚きましたが、これまた手書きされた講演項目は「食と職の深イイ話」「行事食とオヤジギャグで金言料理!」など、キャッチー言葉並んでいて、さすが、聴く人を楽しませるツボをおさえている!という内容で、聴きに来たみなさん、本当に興味深げに聞いていましたよ。

続いて行われたパネルディスカッションでは、
パネリストとしてJAおきなわの普天間さん、Taste of Okinawaの護得久さん、沖縄製粉の安慶名さん、コメンテーターで林さん、そして司会進行は野菜ソムリエプロであり、沖縄第一ホテルの渡辺さんが務められました。

このパネルディスカッション、食にまつわるいろんな立場の方がパネリストだったからか、お話の内容が本当に面白かった!
JAおきなわの普天間さんがお話してくださった「直売所の始まりは、ちいさな無人販売がヒントだった」という内容や、海外経験豊富なTaste of Okinawaの護得久さんの観光リゾート地としての沖縄の食の可能性のお話、それから沖縄製粉の安慶名さんの海外へ沖縄食材を売り込む話など、とても充実したディスカッションでした。
もっと色んな人に聞いて欲しい!という内容でしたよ。

一般向けに公開されたシンポジウムではありましたが、沖縄の農林水産系の仕事に就かれている方々の出席が多かった様子。
おきなわいちばも「沖縄のたべること」に焦点を当てていることもあったので、とても興味深い内容でした。

また来年も開催されると思うので(多分)、興味のある方は沖縄県農林水産部のウェブサイトをチェックするのがおすすめです!
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  • 文・ 山山山山

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