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わが家のハルラボ商店のアイスバーができました

2023.07.19

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濃厚なのに後味はさっぱり。ミルクの味も、フルーツや黒糖の味もしっかりと味わえる、無添加で安心な沖縄県産素材を使ったアイスバーが誕生!本当にからだにいいものだけを取り扱う、わが家のハルラボ商店の初のオリジナル商品だ。

今年(2023年)4月で10周年を迎えたわが家のハルラボ商店は、東日本大震災をきっかけに沖縄へ移住した穐葉武人さんと妻の陽子さんが、安全で安心な食材や加工品を提供したいと始めたお店だ。自然栽培による野菜や果物、添加物の入っていない加工品などは子育て世代を中心に評判となり、お店は常連さんで賑わうようになった。2019年には那覇市泊から銘苅へ移転し、陽子さんがお店で扱う青果や調味料を使って作るお惣菜も販売し始めるなど、商品の幅を広げてきた。

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今回、初めてオリジナル商品を作ることになったのは、武人さんが大のアイス好きで、とにかくよく食べているのを見ていた陽子さんからの提案だったという。

「夫はアイスがとても好きなんですが、どうせなら安心できる素材を使ったものを食べて欲しいと思って。だったら、これだけ素晴らしい農家さんたちを知っているんだから、そうした素材を使って自分たちで作ればいいじゃないって思ったんですよね」


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アイスバーのベースとなるミルクは、名護のオーシッタイでジャージー牛を自然放牧している稲穂ファームのものを使用。フレーバーは今のところ、「パッションミルク」「黒糖ミルク」「シークワーサーミルク」の3種類。パッションフルーツは国頭村の森岡いちご農園、黒糖は大宜味村のノイベナ農園、シークワーサーは本部町の八重岳ベーカリーファームと、使っている素材はどれもこだわりの農家さんのものだ。

「オリジナル商品ということで、できるだけ沖縄県産のものを使いたかったので、それまでお付き合いのなかった稲穂ファームさんから牛乳を仕入れることができたのは嬉しかったですね。そのほかの素材を作られている農家の皆さんとはもともと取引があって、味が確かなことは分かっていたのでもちろんおいしくなるだろう、と。今は使ってみたい素材がほかにもたくさんあるので、早く作りたいですね」と武人さん。

アイスバーのレシピでもっとも考えたのは、葛粉を使ったこと。一般的には安定剤が使われることが多いが、陽子さんは天然素材で同じ役割のものがないかと、いろいろと調べて探したとのこと。すると、ちょうど葛餅アイスが流行っているのを目にし、これはイケるのではと試してみたら、食感も溶けにくさもバランスのいい仕上がりになった。

沖縄の日差しは強いので、食べながら歩いたり運転したりするときにすぐに溶けにくい工夫がされているのはとても嬉しい。「暑い時期が長いから、アイスはいつでも食べたくなりますよね」と陽子さん。大人も、子どもも安心して食べられるわが家のハルラボ商店のアイスバー。まだまだ暑い沖縄のおやつの時間に、また、ちょっとしたご褒美に、ぜひ。

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わが家のハルラボ商店
沖縄県那覇市銘苅3-4-1
11:00〜18:00(日・月・祝日休み)
http://hallab.pecori.jp/
https://hallabstore.com/
(アイスバーは通販サイトからも購入可能)

  • 文・ 山山山山

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