お気に入りの作家もの「井口工房のオーバルプレート」
2021.06.15
那覇市のふくら舎で井口工房の器をたまたまみかけて、「わ〜!素敵〜!これやちむん?」と感動したのが数年前のこと。それからほどなくして雑貨特集をすることになり、自分が担当するページでどうしても紹介したくて、ドキドキしながらアポを取ったことを覚えています。快諾してもらえて、とても嬉しかったなぁ。
以来、機会があるごとに少しずつアイテムを買い足しています。豆皿、そば猪口、リム皿...どれもお気に入りなのですが、新入りさんがこのオーバルプレート。撮影でお借りしたものでしたが、実はひとまわり大きいブラックを一足先に持っていたので、「あ、この大きさも勝手がいいわ〜」と、ついお迎えいたしました。案の定、よく食卓に登場します。とにかく使いやすくて、料理がおいしそうに見えるところ(ここ重要!)がすばらしい。誌面(おきなわいちばvol.70)では、かわいらしいフルーツサンドが載っていますが、ただ焼いた目玉焼きもちょっと焦げた餃子だって、なんかおしゃれに見えるから不思議です。ご飯の時間がとても楽しい。
洗練されているのはもちろんですが、繊細なようで芯がしっかりとしていて、やちむんのおおらかさも感じられるのが、井口工房の器の魅力じゃないかな、と個人的に思います。
ちなみに、初めて誌面で紹介したのは4寸マカイ(おきなわいちばvol.44)でした。なぜかそれは持っていない。