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おうち時間を楽しむ3冊の本(てるてる編)

2020.07.21


先輩方の記事を読んでから、私の「読みたい本リスト」に追加メンバーが増えました。読むのが待ち遠しい!と思うのだけど、あれこれ目移りしたり、読むスピードが遅いので(そして何回も同じところを読む)なかなかたどり着けず・・・。なので、なるべく本を読む時間を増やそうと、山山さんをまねて車に文庫本を1冊持ち込んでみました。最近は、帰宅して車を留めてから車内で少し読むのが日課です。
(これがまた結構リフレッシュになるのでおすすめ)

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そんな私が選んだ3冊はこちら。
「てるてるらしさが出てるね~」と編集部内で言われてちょっと照れくさいのですが(ダジャレです)、紹介します。

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1冊目は、「海馬」。
これは脳科学者の池谷裕二さんと、コピーライターの糸井重里さんが、脳のしくみと記憶について語る対談本。一見難しそうにもみえるけど、池谷さんの明快な解説と、糸井さんのユニークな切り込みがおもしろくて、不思議とすーっと入ってくる。脳は失敗を経験するほど成長することや、何歳になっても変わり続けられることが科学でも解明されていて、特に30歳を過ぎてから飛躍的に伸びるという話はびっくり!それと同時に歳をとることが楽しみになりました。何かに挑戦する勇気や、毎日をクリエイティブに過ごせるヒントが得られる一冊です。

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家庭料理研究家 奥薗壽子さんの本「カラダにおいしい『乾物』のすすめ」は、前職で栄養士の仕事に就いていた頃に古本屋さんで出会ったもの。干し椎茸や切り干し大根などの乾物は、水に戻す工程が少し面倒で扱いにくいなと思っていたのだけど、この本のレシピはどれも簡単で、ズボラな性格の私にぴったり。乾物を「戻さずに使う」のがポイントで、シンプルでささっと本格的な料理ができちゃうんです。久しぶりにこの本を開いたので、また乾物生活が始まる予感。

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三冊目は、「おきなわ木の実さんぽ」。
沖縄の「木の実」や「草の実」にフォーカスした写真集です。見たことのない植物の実が載っているのもおもしろいのだけど、子どもの頃から馴染みのある実もあって、新鮮さと懐かしさの両方が味わえた1冊。通学路を歩きながら「くっつき虫」とよばれるセンダングサの実を友達にくっつけてイタズラしたり、触ると種がパチっと弾けるカタバミを見つけて遊んだなぁ・・・としみじみ。どれも著者の安里肇栄さんが愛情をもって撮影されたのが伝わるし、添えられた解説文からも自然が大好きなのが伝わってきます。
ときどきお散歩や出かけた先で木の実を見つけるのが楽しみの一つになりました。

本っていいなぁ。


  • 文・ てるてるてるてる
  • 写真・平良 信実

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