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お気に入りの作家もの「いしざき さとこさんのサンタクロース」

2020.06.16

okini_yama_santa020615.jpg梅雨が明けたばかりのこの時期にサンタクロースの話というのもなんですが・・・。

我が家にはクリスマスツリーがありません。個人的にクリスマスの華やいだ雰囲気は好きなので、常々欲しいとは思っているんですが、あれこれ考えて選んでいるうちに、いつもクリスマスが終わって買うタイミングを逃しています。

でも、このサンタクロースは出会ってすぐに買いました。イタリア出身で沖縄在住の料理人、ピエトロさんのクリスマスマーケットにお邪魔したとき、このサンタクロースがいたのです。作り手さんは、ピエトロさんの奥さんである、いしざきさとこさん。

さとこさんは、猫をモチーフにしたぬいぐるみや、ハギレを使ったコースター、絵画としても楽しめそうなアート作品など、布ものを使って(ときどき消しゴムハンコなども)いろいろなものを生み出す作家さんです。

このマーケットに行ったのはもう7~8年ほど前。「ぜんぶ手縫いなのでなかなか多くは作れなくて。でも、手縫いでやっているから、一人ひとりの顔は違うの」と言って、そこに並んだサンタクロースを見せてくれたのを覚えています。当時はたぶん、さとこさんのホームページもまだなかったと思うし、作家さんとしての活動はそこまで活発にされていなかったんじゃないかな、という気がします。

でも、彼女と話したときに、ものを大切にする姿勢や、ひと針ひと針ていねいに作業をされていること、そして作ったものに心から愛情を注いでいることが感じられて、家に連れて帰ろうと思ったのを覚えています。それに、顔つきが人が良さそうでいて、でもちょっといたずらっぽい感じがあったところも気に入りました。

あんまりイベント的なことをやるタイプではないんですが、クリスマスは好きなので、そのシーズンになったら家もちょっと飾り付けをしたりします。クリスマスソングも好きなので、よく流します。

ただ、このサンタクロースはシーズンに関係なく、リビングの一番よく使う文房具の隣にずっと置いてあります。棚の端っこなのでよくぶつかって落とすんですが、気づいたらそこが定位置になっていました。なんか、仕舞えないんですよね。この顔を見ていると。

  • 文・ 山山山山

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