シークヮーサー狩りに行ってきた

もうすっかり収穫シーズンが終わってしまったシークヮーサーですが、先月、友人たちと大宜味村にシークヮーサー狩りに行ってきた。畑の持ち主は太田紳さんと言って、東京でデザイン事務所を主宰する、シークヮーサー農家さん。太田さんのシークヮーサー畑の凄いところは、完全無農薬、除草剤不使用で栽培しているということ。だから収穫したシークヮーサーは皮まで安心して食べることができる。

この日は、せっかく大宜味まで行くのだからと、まずは「笑味の店」でランチ。沖縄の季節の食材をたっぷり使った看板メニュー「まかちくみそーれ（おまかせください）」は、からだにいいものがこれでもかっていうくらいギュッと詰まっていて、どれも素材の味をいかした昔ながらの沖縄の料理でとっても美味しい。

お腹がいっぱいになって外に出ると、いつの間にか雨模様。「これからシークヮーサー狩りなのに・・」とちょっとブルーになりつつ、畑に着いた。
とりあえず、日除けのつもりで持ってきた帽子をかぶって、畑の中に。すると、なんと目の前の山にモヤがかかって、なんとも幻想的で美しい。しばし景色に見惚れた後は夢中でシークヮーサーを手で摘んでいく。これがなかなか楽しくて、あっという間に渡されたバッグがいっぱいになってしまった。


この日摘んだシークヮーサーは約2キロ。家に帰って早速大きめの保存瓶を探して「シークヮーサー酵素」を作ってみた。材料は至ってシンプルで、無農薬（これ、大切です）のシークヮーサーと白砂糖のみ。あとは一日一回素手でかき回す。そのまま2週間くらいするとぶくぶく泡が出てきて飲み頃に。今の季節だとホットシークヮーサーがとっても美味しくて、毎日少しずつ飲んでいる。からだにもいいし、また来年も行きたいなー。シークヮーサー狩り、おすすめです。

• 文・ ねこどし