二人展「しまをかく、しまにあう」 開催

アートやカルチャーの今を発信する、ホテルアンテルーム那覇。ホテル内のギャラリースペース「Gallery 9.5 NAHA」にて、2021年10月16日（土）～2022年1月28日（金）の期間中に二人展「しまをかく、しまにあう」が開催される。ホテルアンテルーム那覇のコレクション作品のアーティストと、県内を拠点に活動するアーティストを同時に紹介していくシリーズ『tune with ante』の第1弾となる今回は、県出身の若手作家、泉川のはなさんと八木恵梨さんが参加。ふたりのアーティストが描く沖縄のイメージに、今まで抱いていた「沖縄像」が一新されるはず。また、泉川さんの作品を元に八木さんが描き下ろした作品も発表され、アーティスト間のコラボも見どころだ。ホテルアンテルーム那覇のギャラリースペースで、新たな沖縄の魅力を体感してほしい。

●展示作品の紹介

泉川のはな《集められた吐息》(2021)

泉川のはな《土の柄》(2021)

沖縄の複雑な歴史背景と現代社会に生きる自身の沖縄のイメージのズレをきっかけに、「沖縄とは何か」を考えながら作品づくりに向き合う泉川のはなさん。頭が鳥、身体がヒトという架空の生き物が登場する《集められた吐息》のほか、沖縄の土を使い、制作された半立体作品《土の柄》が空間をつくる。

泉川さんによる展覧会紹介動画：https://youtu.be/Z8HRigR-2HE

八木恵梨《蛸の祭壇》(2021)

八木恵梨《islands of collage-コラージュの島》(2019-2020)

図像を介して他者との共有の可能性を探り、思考の飛躍を試みる八木恵梨さん。普段はアンテルーム那覇の客室に点在している300枚余りの作品《islands of collage-コラージュの島2019-2020》（一部）をギャラリーの壁面に集結。新作も加わり、八木さんが断片的に描いてきた沖縄のイメージの集大成を楽しむことができる。

八木さんによる展覧会紹介動画：https://youtu.be/rbGWSIKxvuo

information
期　間：2021年10月16日（土）～2022年1月28日（金）
時　間：9:00～21:00
料　金：無料
場　所：ホテル アンテルーム 那覇 Gallery 9.5 NAHA
問合せ：ホテル アンテルーム 那覇 Gallery9.5 NAHA
　　　　098-860-5151（ホテル代表）
　　　　gallery@anteroom-naha.com

ウェブサイト：https://okinawa-uds.co.jp/exhibition/exhibition-7089/?loc=cat_loc_anteroom

• 文・ 編集部