tenの企画展「いきもののかたち展」が好評開催中！（〜1.31）

北中城村の外人住宅街の中にあるショップ「ten」が自主企画展を開催している。その名も「いきもののかたち展」。店主の大城さんが動物好きということもあり、パッとタイトルが頭に浮かんだことからこの企画を思いついたのだそう。店内には陶芸や木工、金工、造形など、様々な作家さんのつくる動物をモチーフとした作品が並んでいる。

例えば、「増田光」さんのやわらかいタッチで動物が描かれたの器たち。まるまるっとしたフォルムに、ツンとした表情でこちらを見つめる姿がとてもキュートで、心がときめく。

こちらは安彦年朗さんの木の動物スプーン。今にも動きだしそうな体勢が面白くって、手に取るたびに思わずにやけてしまいそう。ちょこんと置いておくだけでも、その存在感に心がゆるくほどけていくはず。中央にあるオブジェは壁掛けにすることもできるのだとか。

「作り手さんの個性とかこだわりが感じられるような、ちょっと変わったデザインのものを集めてみました。これがね、ツボにハマって喜んでくれるお客さんが多くて、こっちまで嬉しくなります」と大城さん。企画展のテーマを考える時は、なるべくどこにもないような、コミカルだけど、ぐっと心をつかむようなものを、と考えながら自分のひらめきも大事にしているのだそう。

「いきもの展」ではなく、「いきもののかたち展」というのが肝だというこの展示会では、作家ごとに描き方の違ういきもののかたちにも注目して見てほしい。また、２月からは展示された作品が通販でも購入できるようになるのだそう。お店に足を運べないという方は、ぜひECサイトをチェックしてみて。

ten
沖縄県北中城村島袋1497
web https://ten-o.net/

• 文・ こぶたのスー