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ムーンウォークと私

2020.08.19

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やーぐまい(いわゆるステイホーム)の日々が続いていますね。
テレビのニュースやSNSを見ていると、やーぐまい中に、断捨離をしたり、料理に挑戦する人が増えているようです。暮らしを整え、自分磨きに励む。なんだか明るい話題でいいな〜と思います。
私も何かやろうかなあ、と考えていたら、かつて家にこもり、自分磨き・・・というか芸を身につけた(?)ことがあったのを思い出しました。

習得(自称)したのは、世界のMJ、マイケル・ジャクソンの代名詞「ムーンウォーク」です。
2009年にマイケルが亡くなり、テレビでは彼の追悼番組が次々と組まれ世間がマイケル一色になると、彼のことを大して知らなかった私でも、彼がどんなに偉大で素晴らしいエンターテイナーであったかを知ることになったのでした。
そして、夢中になりました。

CDを買い漁り、ミュージックビデオやライブ映像を何度も繰り返し見ました。当時、県外で一人暮らしをしていた私は、親しい友人もいなかったので、仕事の時間以外は家にこもってマイケルの世界にどっぷり浸かる毎日でした。(マイケルが友達・・・????)
もっと彼に近づいてみよう。そう思った私は、ムーンウォークに手を、いや足を出したのです。部屋にあった姿見で自分の動きを確認しながら練習していたのですが、幅30cmの姿見に映る自分は一瞬で右から左へ消えてしまうので、なかなか上達しませんでした。
そんなある日、テレビを見ていたら、ある芸人がムーンウォークを見事に披露していました。赤と青のジャージでおなじみのテツandトモのテツさん(赤い方)です。とても滑らかな動きに私はただただ感動しました。テツさんはご丁寧にムーンウォークのやり方を解説してくれました。それがとてもわかりやすかった!(興味がある方は調べてみてください)
そうして、テツ先生の教えをもとに、私はムーンウォークを習得(自称)したのでした。

1つ芸を身につけると、なんだか自信がつきますよね。
ムーンウォークのおかげかどうかわかりませんが、その後私はリアルな友達ができ、やがてマイケル熱は冷めていったのでした・・・。

以上、私の切なくも大切な思い出でした。

写真は、マイケルのBAD25周年記念盤。
ムーンウォークの流れで、「ビリー・ジーンじゃないのかよ!」って感じですが、BADの頃のキレッキレのマイケルが一番好きなので許してちょ。

  • 文・ 文
  • 写真・平良信実

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