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すっきりとしたおいしい泡盛はいかが?

2021.06.07

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創業して今年で119年になる咲元酒造から、おしゃれですっきりとした味わいの泡盛「蔵波(くらは)」が登場した。

咲元(さきもと)酒造といえば、「首里三箇」とよばれ、琉球王国時代に国王から特別に泡盛づくりを許されていた酒蔵のひとつ。
戦後の泡盛復興に貢献した酒蔵としても知られていて、当時の2代目が空襲で焼けてしまった酒造所の土の中から黒麹菌を見つけだし、近所の酒蔵に配ったことから、沖縄の泡盛づくりが復活したという有名なエピソードがある。

そんな歴史のある咲元酒造のお酒は、先代から大切に受け継がれてきた製法でつくる、風味豊かで芳醇な味わいが魅力。泡盛好きや地元の人たちから愛されている、泡盛らしい泡盛だ。
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「蔵波」は、酒造所の拠点を那覇市首里から恩納村の観光テーマパーク「琉球村」の敷地内に移してから、はじめて完成させた新銘柄。名前の由来は、地名の「久良波(くらは)」から。地元のお酒として親しまれるようにという願いと、「蔵から新しい波を起こす」という思いを込めてつけられたそう。白地に「蔵波」の文字が映えるシンプルなラベルデザインからも、"新天地での新しい挑戦"という咲元酒造の思いが伝わってくるよう。

蔵波は、咲元酒造のこれまでの製法をアレンジしており、一口飲んでみると爽やかな泡盛の香りと柔らかい口当たりに驚くはず。喉を通るすっきりとした心地良さと、ほのかにお米の甘みも感じることができる。氷を入れたり、冷蔵庫で冷やすとぐっとクリアになるので、シークヮーサーを軽く搾って炭酸でシュワッとさせるのも今の暑い時期にすごくいいし、マイルドでクセがないので、食中酒として飲んだり、女性や泡盛がはじめての方でも、親しみやすい。

泡盛のおいしさに出会える、「蔵波」。
咲元酒造の昔ながらの銘柄と味の違いを飲み比べてみるのも楽しみ方の一つ。
この機会に、泡盛の奥深さを楽しんでみるのはいかが?




  • 文・ てるてるてるてる
  • 写真・平良

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