Haoさんのビーチパーティースタイル

おきなわいちば84号「沖縄の"おいしい"をめぐる10の旅スタイル」の「チルなキブンでビーチパーティー」の撮影にご協力いただいたのは、シンガーソングライターとして活動するHaoさん。沖縄のビーチパーティーといえば、海辺に皆で集まって、ワイワイお肉を焼いて、ビールを飲んで...というイメージが強いですが、Haoさんのビーチパーティーは、仲のいい友達だけで集まって、手間暇かけた料理や海で過ごす時間をゆったりと楽しむスタイル。WEBでは、誌面では紹介できなかったビーチパーティーの様子を紹介します。

浜比嘉島の海に到着したら、まずはカヤックに乗るHaoさん。太陽の光を受けてきらきらと光る海で、気ままにカヤックを漕ぐ時間は最高のくつろぎタイム。洋服が濡れるのを気にせずに、じゃぶじゃぶと海に入ってアクティビティを楽しみます。

キャンプ好きで、クッカーやカセットコンロなど自前の調理ギアも持つHaoさんは、外でごはんを作って食べる機会が多いのだそう。誌面では、県産食材を作ったアクアパッツアを紹介しましたが、実はもう1品、ホットドッグを手作りしていました。パンの中に挟んでいるソーセージは、Haoさんの地元・沖縄市にある「TESIO」のもの。パリッとした食感と口の中でふわっと香るスパイスが食欲をそそる一品です。

お気に入りの豆を手挽きして、外でコーヒーを淹れて飲む時間もHaoさんのお楽しみ。このときは、沖縄セラードコーヒーの豆を使いました。ちょっと手間をかけるからこそ、ビーチパーティーをより特別な時間にしてくれます。

とっておきの1杯をいただくのにふさわしいのは、お気に入りのカップ。Haoさんが愛用しているのは、翡翠色がかわいいsuiのカフェオレボウルです。ころんとしたフォルムが手にしっくりとなじみます。

日も暮れてくると、Haoさんが慣れた手つきで薪をくべ、焚き火をしてチルタイム。炎のゆらめきやパチパチとした音、ふわっと香る焚き火の匂いも好きだというHaoさん。しばらく焚き火を楽しんだら、マシュマロを焼いてビーチパーティーを締めました。

ゆる〜く、気ままに過ごすけれども、食材にこだわってごはんを作ったり、コーヒーは豆を挽くところから始めたり、手抜きはしないビーチパーティー。ちょっとこだわってみるからこそ、特別なひと時になるはずです。

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Hao（ハオ）
心地よいメロディーと温かな歌声で観客を魅了するシンガーソングライター。沖縄銀行のCMでサウンドロゴを担当したり、県内各地でライブに出演している。4月からは活動の拠点を東京に移すため、3月22日（金）に沖縄ラストのワンマンライブ「row a boat」を開催予定。詳細はインスタグラムをチェック！
〈Instagram〉hao_okinawa_singer

• 文・ つはてぃー
• 写真・青塚博太