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おきなわいちばは
3、6、9、12月の5日発行

ここだけの話

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あの、はじめにお伝えしておきますが、このタイトル、そんなに意味はないというか、
あ、いや意味はもちろんあるんですが、語感の良さというかシャレと言うか・・。

とりあえず、伝えたいのは
『シュクランさんの料理にはスパイスがあってこそ』ってことだけです。
すみません。はい。


おきなわいちばの連載企画「おきなわいちばレシピ」で
今回協力いただいたのは、ベジタリアンカフェのシュクランさん。
動物性のものはまったく使ってないのですが
すごくコクがあって、味に深みがあって、おいしいんです。
その味の秘密は『スパイス』。
レシピの中にもあまり聞き慣れないスパイスが出てきます。

「もちろんスパイスがなくてもおいしいんですが、
 やっぱりシュクランの味となると、スパイスを使ってほしいですね」

とシュクランの前田さんと藤木さんが言うように、
本格的にやるならぜひスパイスを。

そこで、スパイスのことを前田さんから教えてもらいました。
おうちでシュクランのメニューを作るときはぜひ使ってみてくださいね。


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では、写真左から。

◎パプリカパウダー
choukraneゆーちゃん(藤木さん)のいちばん好きなスパイスです。
タコスミートの味付けに使われています。トマトとの相性がGOOD!
スパイスとしてのパプリカは、種子を取り除いた赤いパプリカを乾燥させ粉末化したもの。
疲労回復や夏バテの予防に役立てられることが多いそうです。
カロリーも少なく美肌効果もあるらしいので、女性の方には嬉しいスパイスかも。

◎フェンネルシード
甘い香りと苦みが特徴で消臭の役割として使われることが多いそう。
よくインド料理屋さんでは食事あとに消臭のためにとレジの横に置いてあったりします。
中華料理との相性もGOOD!
フェンネルは沖縄ではイーチョーバーと呼ばれていて、馴染みのあるハーブですね。

◎マスタードシード
インド料理に欠かせませんが、洋風料理との相性もGOOD!
味にコクをつけてくれます。
ちなみにマスタードシードとはからし菜の種子のことなんですよ。
食欲があんまりないなーというときにおすすめなのと、
血行促進などにもよいとされています。

◎フェヌグリークシード
甘味と苦みとコクを出してくれます。味は・・・、焦しセロリのような感じ。
量を多く使うと苦みが出てくるのでご注意くださいね。
漢方では補腎や強壮、健胃に良いとされているそうです。

◎コリアンダーパウダー
世界中で食べられているハーブですが、くせがある分、
好き嫌いが分かれるかもしれません。
ハーブはくせがありますが、シード(パウダー)はくせがなく、甘味をつけてくれます。
こちらもタコスミートの味付けに使われているので、馴染みのあるスパイスですね。
インド料理にも欠かせません。インドでは家庭薬に位置づけられているんですよ。

◎デイツ(番外編で・・)
これはスパイスではありません。
今回のメニューの玄米ヨーグルトのスムージに使っていますが
聞き慣れないものかなーと思って、一緒にご紹介です。
これは「ナツメヤシ」です。
ドライフルーツで売られることがほとんどで、味はちょっと干し柿に似ています。
真ん中に大きな細長い種がありますが、食物繊維やミネラルがとっても豊富。
イスラムでは断食(ラマダン)後、その栄養価の高さから
まずこれを口にするそうです。


ということで、やっぱりシュクランのお料理にはスパイスが欠かせません。
しかも絶妙な量とタイミングで使うのが大切です。

人生へのスパイスも、使い方は同じですね。

 

山山

2012.12.05

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